都内のRC新築物件を相場利回りより安く作って、完成前後に相場利回りで売却するという手法があります。
例えば、土地建物合計2億円の新築RCマンションが利回り6%で建てられたとするとこの6%の年間家賃合計は1200万円となりますが、相場利回りでは4%前後なので物件の想定売却金額は1200万円を4%で割り戻すと3億円になります。
つまり、2億円で建てた物件が3億円で売れるということになりキャピタルゲインが1億円得られる可能性があるということです。
これはかなりインパクトあるキャピタルゲインの金額だと思いますが、驚くことにこの手法はかなり再現性が高いということです。
今、東京の不動産は他国に比べて利回り水準も高くさらに円安ということも加わって外国人も熱い視線で物件を探しています。ですので上記のような2億円〜3億円程度のRC物件は売ろうと思えばすぐにでも売れる状況になっています。
しかしながら、上記のような新築RCマンションを建てるためにはある程度の資産背景や不動産投資の実績がないと融資承認が得られないことはもちろんのこと、承認を得られても土地建物合計2億円に対して銀行は満額を融資してくれないのでこの5000万円程度を投資に回せるような状況を作らないと再現できないというとことが、残念ながらこの手法の大きなハードルになります。
5000万円程度を投資に回せるようにするためにどうするか、これは人それぞれだとは思いますが、不動産投資で実現しようとすれば小さな物件を取得して運営後に売却してキャピタルゲインを獲得して、また次の物件に再投資してやがてキャピタルゲインを獲得して・・・というように転がして利益を増やしていけば実現できない金額ではないと思います。
都内で新築RCを建てて即売却という上記スキームが使えるようになってくれば、見える景色もかなり違ってくると思います!
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