私が大学を卒業してから入社した会社には、入社して10年ぐらいまでは定年までずっとその会社で働くのだろうなと思っていました。しかしそれがとてもたいへんで自分には耐えられなそうだなぁと思い始めたのは会社の業績が一気に悪化したリーマンショックの頃でした。それが会社に入って20年目ぐらいで、子供も三人いてこれから教育費の負担がずっしりのしかかってくるまさにそんな時でした。
会社の業績が順調で、安定しているような環境であれば、同じ会社にずっといて定年まで安泰に過ごす、というようなこともかつての高度成長期の頃の日本の会社では当たり前だったのかもしれません。
それが今となっては、安定した大企業に入ったつもりでもずっと同じ会社に定年まで働くという人は、世の中では少数派になってきているように思います。
転職することが当たり前というような世の中の環境の中で、会社サラリー以外の収入源を持っておくことで、仮に転職することになるような場合においてはその副収入源があることがどんなに安心な状態かということを身をもって感じました。
転職することをおすすめするわけではないですが、とにかくサラリーマン仕事も一生懸命こなしながら、副収入が入ってくる不動産賃貸経営のような事業を立ち上げることで、万が一、会社の経営環境が激変したりして転職しなければならなくなったような場合のバックアップ収入を作るあげておく。そして転職した後も新しい転職先で再度サラリーマン仕事を一生懸命こなし、並行して不動産投資の副収入をより安定させていく。この状態を作り上げるのが厳しいサラリーマン稼業をする上では、とても安泰な状態ではないかと思うのです。
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