2000年〜2004年にアメリカNYの子会社に出向。その頃にロバートキヨサキの「金持ち父さん貧乏父さん」を読み、かねて興味のあった不動産投資を実現したいと思うようになる。
2004年に帰国し工場のある茨城県に戻るも周りに教えてくれる人もなく会社仕事に追われる日々の中で、リーマンショック後の2008年に日立グループとして当時メーカー最大の7800億円の連結赤字の渦中を経験し、子供3人の教育費や夫婦の老後などのためにやはり不動産投資の実現が必須だと強烈に思い東京でのセミナーなどに参加し始める。
借金を嫌う妻の反対にもあい山あり谷ありではあったが東日本大震災直後の2011年8月、思いたってからおよそ10年を経て茨城県土浦市にようやく1棟目を取得することができた。
その1棟目は価格1600万円、利回り20%のいわゆるボロ物件であったが、自己資金200万円を投入し運営を開始してみるとキャッシュフローはおよそ月額10万円が実現でき充分に投資が成立することを実感する。即座に2棟目の取得に取り組み4ヶ月後の同年2011年12月、震災直後の仙台市に1億6900万円のRC物件をスルガ銀行融資で取得し月額約30万円のキャッシュフローを得る。
サラリーマン仕事をする傍らでも資産形成ができる不動産投資の素晴らしさや威力をますます実感し、知識吸収と行動を継続、途中会社転職する中で拠点も東京に移し2022年までの11年間で累計11棟を購入し売買を重ねながら純資産を拡大させることができ、現在は首都圏を中心に物件を所有している。
これからの人生をどうするか60歳を前に考えていたところ、『60歳までに「お金の自由」を手に入れる!』(榊原正幸著PHPビジネス新書)という本にめぐりあい、それまで自分で考えてきたこととほぼ同じ考え方が書かれていることに感激して著者に直接会いにいき意気投合、本書が提唱する『FIRA60』(Financial Independence :Retire Around60)を実践することを決意し、2022年12月末にサラリーマンを退職した。
現在は、これまでサラリーマンのままで副業として不動産投資を実践し億越え資産を実現できた経験やノウハウを、将来に不安をいだきながらもサラリーマンとして頑張っている方々に向けて教えるべく活動している。