日本政策金融公庫は、累計12棟を購入してきたうちのその融資で5棟を購入したので私に取ってはとてもありがたい金融機関です。
どれも地方の高利回り物件で物件金額は1100万円から3600万円という金額の範囲でしたが、最初の1棟が物件価格と100万円差の融資額だったことを除いて他4棟がフルーローンだったことや基本的にはキャッシュフローも物件規模に応じて実現できた、4棟の売却時にはそれぞれ相当額のキャピタルゲインを実現できたので私の賃貸経営においてはなくてはならない金融機関だったと思います。
創業者支援を主に融資するということで、物件売却を何度もすることはどちらかと言うと否定的に見做されるコメントも同公庫の担当者からいただいたこともあったのですが、私の場合は1棟を除いて5年以上所有して売却してきたので、最近購入した5棟目の同公庫の融資手続きでその担当課長とお会いした際には、私の取引実績については肯定的なコメントが多かったです。
物件を買って短期で即売却というようなことをしていればおそらくは融資は継続されなかったのではないかなぁと思いますが、私の場合で言えば、5年以上運営して売却し、また新しい融資を受けて物件を購入するというサイクルだったので、それが不動産賃貸業の継続的な運営というように判断されていたのだろうと思います。
先日、大学を卒業後の会社入社時に給与振込口座を開設して30年来利用している常陽銀行の塩対応のことを書いたのですが、それに比べたら不動産投資を始めようとする方は日本政策金融公庫を利用しない手はないと思います。
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