不動産投資を実際に始められるか始められないかの境界を越えるのって結構たいへんです。
不動産投資を初めてみたいなぁ〜という気持ち程度だと、実際に物件を取得するという状態にはなかなか辿り着けないものです。土地付きアパートなどは最低でも数千万円だったりするのでその考え方をしっかりと身につけないと簡単には買えないし、買えたとして物件選定を間違ってしまうと大やけどを追う可能性もあります。
だから、不動産投資をなんとしても始めないとたいへんなことになるというような覚悟めいたものとか、不動産投資に特別の思い入れがあるというような人とかでないと実際には始められないのだろうと思います。
私自身も不動産投資を初めてみたいなぁ〜という状態から、実際に物件が買えるまでに10年かかってしまいました。最初の5年ぐらいは、不動産投資はある程度の金融資産がないと始められないという先入観から株式投資で増やしたいと思って取り組んでみたものの、増えるどころかむしろ金融資産は減ってしまって途方に暮れていたように思います。
そんな時間経過の中でリーマンショックで会社の業績も大赤字となってリストラの日々となってしまい、一方で子供たちは徐々に成長し長女の大学進学が迫ってきて家計的にお尻に火がついてきてしまい、不動産投資をなんとしても始めないとたいへんなことになるという危機感でもがいてやっとの思いで最初の1棟目にたどり着いたのでした。
不動産投資って、きっとセッパつまった危機感によって失敗できないと考えて慎重に物件選びをしてスタートしてなんとか成功するという人が多いのではないかと思うのでした。
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